漫画版「めんどくさい」がなくなる本を読んだのでレビューしたいと思います。
小説版は読んでませんが、漫画版はかなり読みやすい内容でした。
漫画があって、解説の文章が続く、という構成です。漫画のみを求める方には不向きですかね。
軽く読むなら1時間くらいで読めてしまう内容なのではないかと思います。
「めんどくさい」をなくすためにやってはいけないこと
アメとムチを使うこと、とかいてありました。
一理あるなぁと思った私。
無理矢理アメを作ってもうまく行かないことが多いんですよね。
痩せるためにジョギングする、痩せることがアメだと思ってもうまく行かないし、走り終わったら〇〇しよう、と思ってもうまく行かないことも多い。
テンションを無理矢理上げても続かない。
〇〇すべきだ、という考え方自体がめんどくさい、と思うことに繋がるというふうに書いてありました。
「めんどくさい」をなくすには?
考えすぎない
私が共感できたのは、考えすぎをやめること。
なにかをやろうと思ったとき、やる前にどうやってやろうか、とかやる意味とか考え始めるととたんにやる気がなくなります。
痩せるためにジョギングをしよう!→即行動!と出来ればいいのですが
今日は天気が悪いなぁ、昨日ちょっと膝が痛かった、あれ?やめたほうがいいのかな。
いや、でも痩せないとだしなぁ・・・どうしよう、いかないといけない、でも・・
といった感じで考えれば考えるほど行きたくなくなる理由が生成されていき、
あーめんどくさい、やーめた!!となります。(私はよくこうなります)
なので、決めたら行動!考えない!
漫画では、仕事のお昼休みに外食することになり、店を決めるのですが、食べたいものがあったのでその店に行こう!と一度は思います。ですがその店は混んでいることを思い出したり、時間を見たりして、いけないんじゃないかな?と考え始めるところに、上司がズバッと「大丈夫!行きましょう!」と声をかけていってしまう、ということがあります。
実際は店はそれほど混んでおらず、好きなものも食べられて満足でした。
もし実際混んでいたとしたら、時間を聞いて他の店に行けばいいだけなんですよね。考えて行動できない時間がもったいない。
本の意図と少しずれているかもしれませんが、私はそう思いました。
自分に甘くする
仕事ができる人ほど自分に甘い、と書いてありました。
自分に厳しい人は他人にも厳しくなりがちで、特に上に立つ立場にいる人が自分に厳しいと、下にもその厳しさを、要求してしまいます。
自分に甘い、ということは何もやらないということではなく、何か仕事でミスがあったとき、自分を責めない、ということです。
運が悪かった、とかたまたまだ、とか。
自分を一切責めない、ということだそうです。
なにかミスをしたとき、原因を探って対策を練るのは必要なことかもしれません。
ですが、必要以上に自分を責めることは、仕事の効率にも関わります。頭がその責める言葉で埋め尽くされて、身動きがとれなくなってしまうのです。
自分に甘くすることで、自分の環境を、楽しめるようになる可能性があがります。
楽しんでいるときはクリエイティブなことが、思いつきやすく、仕事の効率も上がります。
また、「めんどくさい」とおもわなくもなるのです。
楽しいことをやってるときは、「めんどくさい」なんて思わないですよね。
まとめ
その他にも、自分の考え方に賛同してくれる人を増やす(職場にいなければsnsなどでもいい)
自分ルールを自覚する
など面白い考え方がたくさん載っています。
めんどくさい、というのはめんどくさがりな私にとっては人生の敵とも呼べる感情です。
本では第6の感情と書いてありました。
それがすこしでも軽減されて、効率的に物事を進められるようになるための手助けになるエッセンスが詰まってたかな?と思いました。
良かったら手にとって見てくださいね!
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