本【1日7分の絵本で子どもの頭はみるみる良くなる!】 レビュー

子育て本レビュー

幼児期の絵本が「学力の土台」になる

1日7分の絵本で子どもの頭はみるみる良くなる!目次より

この本の作者は浜島代志子さん

日本おはなし教育連合 会長
劇団天童・天童芸術学校 主宰
育てる会おはなしきゃらばん 事務局長
絵本読み語りアカデミー 校長
こどもの成長を護る杉並ネットワーク 最高顧問
良い子が育つ読み聞かせ講座 講師
脚本家、演出家、俳優

など数々の肩書をお持ちの方で

中学校国語科教諭を経て、財団法人松戸市おはなしキャラバンを設立。以来40年余にわたり、読みきかせ、ひとり語り、人形劇など、のべ400万人を越える子どもたちに、お話のおもしろさ、すばらしさを伝え、その成長を見守ってきた。 その独特な手法は全国で注目されている、「対話式」読み聞かせのスペシャリスト。
(浜島代志子プロフィールより)

だそうです

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本の内容は?

絵本がいかに重要かが語られている本です

この本を読むとこんなこと↓がわかります

絵本がなぜ幼児期に必要なのか
読み聞かせの効果的なやり方
絵本をよむ習慣のつけ方
絵本のよむ冊数の目標

対話式、という今まで聞いたことのないやり方が語られています

この本の特徴として、最後に0歳から6歳までの

年齢別に30冊のおススメの本がのっています

このおススメのラインナップだけでも頭にいれておくといいかもしれません

この本で何を得たか

絵本の読み方、対話式での読み方がわかります

絵本を読むときに絵を見ながら会話をするのです

少し大きくなると、絵本を読んでいるのにこどもが次々と

質問してきて困った経験はありませんか?

それにつきあったり、こちらからも絵本について聞いてみるといいそうです

楽しく会話しながら絵本をよむことを推奨しています

恰好だってなんでもいいんだそうです

寝転がってたって、おやつをたべてたって

よめばればいいんです、たのしければ!

また、6歳までに必要な絵本の冊数がわかります

3000冊

だそうです

0歳から読めば一日1.2冊
1歳からでも1日1.4冊
2歳からなら1日1.6冊
3歳からなら一日2冊
4歳からなら1日2.7冊
5歳からなら1日4.1冊
6歳からなら1日8冊

6歳までに脳の9割ができてしまう、という理論に基づいて6歳までの絵本の読み聞かせを推奨しています

6歳まで1冊も本を読んでない、ということはないかと思うので、実際はここまで読まなければいけない方はいないと思いますが

絵本を読む習慣のつけ方がわかります

☆図書館に1週間に1回いくこと

例えばうちの地域だと1回で10冊借りられるので、10冊借りて同じ本を何度も読んでもいいので1週間かけて読めば4歳くらいまでにはじめるならクリアできます

☆家に絵本コーナーをつくる

こどもが手が届くところに絵本コーナーを作ってあげれば

こどもは絵本が好きなので動ける年になっていれば勝手に持ってくるので、それだけで1日1冊2冊ならクリアできるかと思います

実践してみたこと

図書館に1週間に1回いくようになりました

また、紙芝居を入れてみることで、本ではないですが

紙芝居を楽しみにするようになり、催促されるので習慣化が楽にできるようになりました

上の子下の子は読む本が違うので少し難しい部分はありますが

ちょっと下の子よりの真ん中あたりの難易度の本を読むことで

二人とも聞いてくれるので読み聞かせの効率があがりました

上の子の質問に答えるようになりました

いままでは静かにきくように言ったりすることもあったのですが

ある程度話をしながら絵本をよむようにしています

いままでよりも絵本を楽しんで聞いているような気がします

まとめ

しっかりとした根拠が示されている本、ではないですが

こういうやりかたもあるんだな、という視点をくれる本でした

書き方が絵本をよめば一生安泰という論調なのですが、

それはないかな・・とは思います

誇張しすぎな部分も多々あるので気をつけてください

最後の絵本のおすすめラインナップはいいですよ!

図書館なんかでかりて、流して読んで、その部分だけメモするのもいいかもしれません

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