本【1歳からみるみる頭がよくなる51の方法】レビュー

子育て本レビュー

1・2・3歳で伸ばす親はここが違う!

1歳からみるみる頭がよくなる51の方法帯より

この本の作者は

久保田競、久保田カヨ子夫妻

久保田競さんは東京大学医学部卒業後、「脳波の紡錘群発とガンマ運動細胞の抑圧効果について」で東大医学博士を取得し、脳科学の世界的権威であり有名な方です

著書もたくさんあります

久保田カヨ子さんはその競さんの奥さんで

大阪の高校を卒業後結婚し、二児の母となりました

夫の脳科学に基づいた0歳からの教育方法を実践し二人のこどもを育てています

久保田カヨ子さんのすばらしさは

子供への関心の高さです

夫の脳科学の本を読みこみ、教育法と照らし合わせ

自分の育児論を確立させるほど情熱にあふれています

脳科学に基づいていることも素晴らしいですが

親の情熱が子供に伝わるといういい例なのだと思います

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本の内容は?

1歳から、とかいてありますが

0歳の内容がかなり入っています

51の方法とかいてありますが、

  • 1歳からみるみる賢くなる17の方法
  • 視覚がみるみるよくなる10の方法
  • 嗅覚がみるみるよくなる5つの方法
  • 聴覚がみるみるよくなり話す力がつく5つの方法
  • 触覚がみるみるよくなる4つの方法
  • 味覚がみるみるアップする7つの方法
  • パソコン&ゲームで見る力、記憶力、判断力がみるみるあがる3つの方法

に分かれています

すべて合わせると51つになりますね

この本はこんな人におススメです

  • こどもの脳みそを鍛えてあげたい
  • 知育がしたいけどやり方がわからない
  • マンネリ化してきたから新しい方法が知りたい
  • こどもの五感を刺激したい
  • 久保田メソッドが知りたい

本の一部をご紹介

タイトルにも1歳からとありますし、本には0歳からの内容が入っていますがここでは1歳から上の子に対する本の内容を紹介していきます

抜粋しているので前後のつながりがなかったり変だったりします

自己主張し始めた”絶好の機会”を逃すな

1・2・3歳児は自分にこだわり、執拗に自己主張を繰り返します

親から見てできないことでも「できる」といいはります

これはやる気を飛躍的に早く身につけるチャンスです

出来が悪くても賛辞を惜しみませんでした

この時期は何にでも挑戦したがります

大いにしたいことをさせて、親の計算通りの成功と失敗をさせてください

身のほどを知らせる、よい機会です

オムツを履かない「ノーパンタイム」のすすめー正しい歩き方をするためにー

歩き始める頃はオムツをとり、トレーニングパンツを履かせて遊ばせることをおすすめします

今の紙おむつはとても機能的で動きを阻害しない工夫がされています

オムツは日進月歩で改良されていますが、さすがにオムツをはずした身軽さには劣ります

「ちょっとまって、トイレに行こうね。パンツを早く脱ぐの、我慢してね」

このなんでもない声掛けが辛抱する、我慢するという、みずからを抑制する高度な脳の働きを促すのです

ノーパンで歩くことがいいのは

歩く姿勢がよくなることと、快適であることです

ゲームで脳をきたえなさい

漠然とみることと、焦点を1か所に定め、しっかり「注視」するのとは大きく違います

観察力のすぐれた子どもは、しっかりと注視できます

私は自称ゲームオタクです

私は1歳たらずの孫を膝の上に載せ、よくパソコンでゲームをしました

キーボードの「+キー」を動かすことを教え、パスワードなどを入力させました

声を出して、「ここへ持ってきなさい」を矢印を移動させ、「そのキーを押しなさい」を指示すると画面が変わります

孫はプレーしながらとても喜び、私が主人公を動かすとそれをじっとみていました

私が文字を読んだり、私の歌をよく聞いていたせいか

孫は小学生に上がる前からひらがなを非常に速く読み上げ、音読は感情をこめて発音するようになりました

孫は今でもゲームが大好きですが、ゲームオタクにはなっていません

なぜ、「イヤなにおい」を嗅がせたほうがいいのかーにおいの「体験数」が感性を豊かにする

くさい、香るなど、嗅覚はやっかいなもので、正確に教えにくいものです

「うんちはくさい」「はなはいい香り」などの単純なヒントでは子どもに”貧しい表現”として受け取られてしまいます

毎日の感覚刺激を、通り一遍の事で終わってしまっては、「行間を読む」という説明できない世界を伝えられません

「見る、聞く、話す力」をテレビでどう育てるか

子供向けの番組をいっしょにみて、子どもが強い関心を示した場面を知り、再放送の時はかならず子供ひとりで見せてください

強い関心を示した場面はどこか?

そこをよく観察すると、こどもに集中の仕方を知ることが出来ます

そして時をずらしてその場面について親子で話し合いましょう

テレビを見せる目的に、目玉を動かす運動をさせることがあります

この本で何を得たか

様々な五感を刺激する遊びが書いてあるので

何をすればいいかわからなかった私にとってはいい本でした

3歳の子には合わないものもありますが、0歳の子にはこれからこうしてあげよう、と思えるものがたくさんありました

また、この本の構成としてなにかトレーニングの方法を示し、その後久保田競先生の脳科学からの一言がついています

このため、少し科学的な観点からも内容を理解できるようになっています

まとめ

たくさんの情報が載っていてコスパはいい本だと思います

久保田メソッドってどういうの?きになる!

と思っている人は読んでみるととても参考になるかと思います

教育本に共通することだとはおもいますが

自分がいいな、と思った部分だけ取り入れて

こどもにやってみるということが大切だと思います

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