【失敗しない】幼児教育ってどんなもの?どうやればいいの?【取り組み方】

子育て

こんにちは、生ハムです!夫婦で共働きをしながら2児(1歳♀、3歳♀)の子育てをしています。
仕事から帰宅してから、または休日に時間をみつけて幼児教育をしています。

この記事にたどり着いた方は子供がいるお父さんお母さんかと思います。日々の生活の中で子供とのかかわりについてわからないこと、不安なことがあるかと思います。

中でも子供の成長度合いについては、皆さん敏感ですよね。成長が遅い早いは子供の個性の部分もあると思いますが、どうしても周りのこと比べてしまったり、いろいろと入ってくる情報に悩まされている場合があるのではないでしょうか。

そんな子供の成長についての話題で必ず出てくるキーワード「幼児教育」について今回は話していこうと思います。

この記事を読むと、

  • 幼児教育とはどんなことをすればいいのか
  • 幼児教育の取り組み方、考え方

が分かります。

突然ですが、

みなさんは幼児教育をどのようなものと考えていますか?

「小さいころから勉強させてお受験とかさせるやつでしょ?テレビとかで有名人が小さいころから習い事してたって話してた。」

または、

「ママ友もそんな話してたっけ。○○さんのうちの子はもうおむつ外れたとか、ひらがな読めるとか。うちの子もひらがな読めるようになってくれると自分で本読んでくれるから楽なんだけど」

こんな所でしょうか。

知り合いが何かしら幼児教育に取り組んでいたり、テレビや雑誌、インターネットなどのメディアを通して、有名人が小さい頃こんな取り組みをしていたなんで形で、何となく耳にしたことがあるのではないでしょうか。

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幼児教育ってどんな教育?

幼児教育とは

幼児とは、小学校就学前の子供のことを指します。
幼児教育とは、幼児に対する教育を意味し、幼児が生活するすべての場において行われる教育を総称したものです。
具体的には、幼稚園における教育、保育所等における教育、家庭における教育、地域社会における教育を含み得る、広がりをもった概念として捉えられています。

第2節 幼児教育の意義及び役割:文部科学省

いわゆる”お勉強”だけではないよってことです。資格とったり、スポーツしたり、プログラミングしたりも幼児教育です。

幼児教育と一口に言っても、いろんな種類があります。早いうちから始めましょうね、ってことです。

例えばこんな人が幼児教育を取り入れている

最近だと将棋棋士の藤井聡太さんが有名ですよね。
藤井聡太さんが子供の頃遊んでいたと紹介された知育玩具がAmazonなどの通販から消えて、品薄で値段釣り上げられていました(笑)
彼はモンテッソーリ教育を取り入れていました。

同じ将棋界で言えば、僕の子供の頃は、あの羽生善治さんの公文式が有名でした。
CMもやってましたからね
「やっててよかった公文式」ってやつです。

むかーしのCMですが(笑)

こんなことが出来るようになる

幼児教育をすると、例えばこんなことが出来るようになります。

小学校入学前なのに
  • 桁数の大きい四則演算ができる!
  • 九九を暗唱している!
  • 一人で図鑑を読める!
  • 元素記号や世界の国旗を暗記している!
  • 英検3級に合格!
  • 海外在住でないのに日常レベルの英会話ができる!

 上記のものは幼児教育をしている家庭なら、当たり前レベルの内容、かつ、誰にでも到達可能というものでパッと思いつくものを書いてみました。

中には「言っていることが低レベルだな」と思う方もいるかもしれません。

誰でも到達可能というわけには行けませんが、例えば

小学校在学中に
  • 6歳で漢字検定1級合格。
  • 8歳で甲種危険物取扱者の合格。
  • 11歳で気象予報士に合格。

これは最年少の記録の一部です。

最高峰の記録ですので、目指すのは並大抵の努力では叶わないとは思いますが、例えば「中学生で漢字検定1級」でも十分すごいですよね(笑)
なので目安として考えてください、こんな成功例もあるんだよ、と。  

幼児教育の仕組み(なんで早期の取り組みで成果が出るの?)

世間では”幼児教育の成果”ばかりが目立っていますが、今度はその仕組みについて説明していこうと思います。

自己効力感が得られるようになる

幼児教育の一つである、モンテストーリー教育の考え方・仕組みをまとめた図が次のものです。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
三笠書房, 著者:藤崎達宏

興味・関心→自己選択→繰り返し集中→満足感・達成感の部分は教育の方法論が色々あります。例えばモンテッソーリは図のように進めていきますが、ここで皆さんに分かってもらいたいのは、図の「能力を身につける→自己肯定感」の部分です。

(ちなみに「モンテッソーリ教育」というのは、藤井聡太棋士、Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス氏、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏、wikipedia創設者ジミー・ウェールズ氏、オバマ大統領なども受けていました。そうそうたる顔ぶれですね。)

他の子よりも先取りして取り組んでいるから、相対的にレベルが高い、覚えが早い

周りから一目置かれる、ほめられる(成功体験)

『自己肯定感≒自己効力感』を得られる
自己効力感を得られるとまたやる気になる、もっと褒められたい!

もっと取り組みたい!うまくなりたい、出来るようになりたい、楽しい!

成功体験を積める

ちなみに自己肯定感≒自己効力感、とは、

自己効力感とは・・・

自己効力感(じここうりょくかん、self-efficacy)とは、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。認知は考えていることに自分自身が気付いて認識することを意味する。1977年にカナダ人心理学者のアルバート・バンデューラ(Albert Bandura)によって提唱された。自己効力感を生み出す要因は大きく分けて以下の4つが挙げられる。
■成功体験
自分で何かを達成したり、成功したりした体験を指し、「できていること」「やれていること」を認識する。自己効力感を得る上で主要な要素である。
■代理経験
他者の成功や経験を観察する。
■言語的説得
自分に能力があることを繰り返し説得される。
■情緒的喚起
自分の感情をコントロールして不安や恐怖から開放する。

看護roo![カンゴルー],看護師の用語辞典
執筆: 小森大輝
順天堂大学大学院医学研究科 総合診療科学大学院生 救命救急センター
https://www.kango-roo.com/word/20853

とあります。

出来ると努力が好きになる

努力が好きになると書きましたが、正確には、理想的なのは「本人は努力だと思っていない。好きで好きでたまらないから、自分から進んで好きなことに取り組んでいる」です。

皆さんがまだ子供の頃、こんな経験をしませんでしたか?

誰かがピアノを習っていた。音楽の時間にピアノを任された。おそらくこの人は自分はピアノが得意なんだ人よりも出来るんだ、と理解します。

まぁ大抵、ピアノを習ってる人は習っていない人よりも上手い傾向にありますよね?

役割を与えられたり、自分の居場所を作ることができると、人は満足し、達成感、安心感を得ます。自己効力感を得られます。

それを原動力としてまた次の課題へチャレンジするようになるのです。親はそのきっかけ、場を提供してあげます。

ときどきいる例外、負けず嫌いな子

できないよりできることのほうがやる気が出る。中には勝てないから面白い、自分の思い通りにならないことが楽しくてしょうがない、と負けず嫌いで自分からチャレンジしていく人もいますが、そんな人は中々いないものです。プロゲーマーの梅原大吾さんはこのタイプです。

チャレンジ精神旺盛で、失敗も気にしないような子供であれば親が次から次へとハードルを用意してあげる。好きに走らせてあげ、陰ながら支えてあげる。くじけたときに支えてあげる、あきらめるな、と声かけしてあげるなどしましょう。

大雑把な幼児教育のやり方、考え方、失敗しない方法

幼児教育を成功させる最大のコツ

メディアで話題になる有名人たちでいえば、女優の芦田愛菜、野球のイチロー、将棋の藤井壮太、”神童”那須川天心、”The Monster”井上尚弥、”Money”フロイド・メイウェザー・Jr、いずれもそれぞれの世界で成功を収めていますが、ある共通点があるんです。

それは、小さいころから親子二人三脚で目標に向かって努力を重ねてきた、ということです。

  • 小学生や中学生の段階で資格試験に合格してしまう子供
  • 各界での成功者達
  • 幼児からの教育を成功させる方法

には共通点があります。

それは、子供がまだちいさな頃から親が教育・練習に深くかかわり、親子の二人三脚で目標に向けて取り組んでいる、ということです。

習い事に通わせただけで満足してしまったり、やらせっぱなしにしたりではないんです。子供の性格、長所・短所を一番わかっているのはご両親です。

親は『子供の性質を熟知している住み込みの家庭教師』ですから。最強です。

目標から逆算しよう

将来何者かになって欲しい、成功して欲しいと願うのが親心だとは思います。

では具体的になにからはじめればいいのでしょう。
最終的な達成目標、なんとなくのイメージは誰しも思いつくものです。
なぜなら成功者は目立つので目につきやすいからです。

重要なのは、途中経過です。誰しも、いきなり優れた人物になる訳では無いのはご理解頂けるかと思います。必ず下積み期間があります。今どきは大学全入時代と言われていますが、いい大学に入ろうと思ったらいい高校に入らねばなりません。正確に言えば、良い高校、の方がいい大学に行ける期待値が大きくなります。

同じように考えて、高校→中学→と考えて行くと、最初はの下積みというのが幼児教育(胎教という方もいるかもしれませんが)となります。

大雑把でもいい。将来の目標を決める

スポーツ選手、いい企業に入る、起業する、歌手、なんでもいいです。
子供の興味も変わりますし、子供が本気でこう成りたいと思ったときに出遅れている、ということがないようにはしたいですね。

ではどんなジャンルの幼児教育がオススメか。

オススメはやはり勉強です。
いい大学に入って損なことはありません。
プロゲーマーにだって「ときど」という東大卒選手がいます。
極端な話、東大卒ならどんな職でも人が振り返りますからね。”高学歴”という肩書は、信頼につながりやすいです。

ですが、勉強じゃなくてもいいんですよ。親が格闘家なら格闘技、野球選手なら野球を教えてあげればいいと思います。

そこで、例えば受験に関してならばどこどこの大学に入るためにはどう考えるのか。
良い高校に入ればよい大学に入る確率が高くなりますよね。
良い高校に入らなければ→そのために必要な中学or高校での取り組みは何をすればいいか、と目標から逆算していきます。

小学校入学までの目標を決めよう

小学校入学までの目標を決めましょう。例えば記事の最初のほうに書いた、

小学校入学前なのに

  • 桁数の大きい四則演算ができる
  • 九九を暗唱している
  • 一人で図鑑を読める
  • 元素記号や世界の国旗を暗記している
  • 英検3級に合格
  • 海外在住でないのに日常レベルの英会話ができる

でも全然いいと思います。

小学校一年生としては上出来ですからね。周囲からの有利をとれることで自信につながります。

一つ出来たらまた一つ目標を追加していきましょう。積み重ねていけばゆくゆくは目を見張るような成果になっていることでしょう。

ちなみにすこし話は変わりますが、一般的な「小学校入学時に最低限必要となる能力」とは何だと思ますか?

答えは、

45分間じっと座っている、です。

このスキル、簡単なようでいて実はなかなか簡単には身につきません。

それもそのはずです。そもそも子供は45分間集中できません。

小学校の授業において、45分座っていられるスキル以上にひつようなものってありますかね?座っていられなければ、先生の話を聞く、小学校の授業についていく・・・等のスキルも到底身につかないということは、皆さんもお分かりいただけるのではないでしょうか。

おうちで、早いうちから机に座って作業することを、少しずつ習慣化しておいてあげましょう。

よく言われているのが読書習慣ですね。

読書習慣のある人は読書が苦にならない、座って勉強するということを小さいころから習慣化してしまえば、苦にならなくなる、少なくとも何も準備してこなかった子供に比べていろいろな面で有利です。

入学前におうちで取り組みをすることで、入学後の学習を有利に進めることが出来るようになるわけです。

やっていることやっていない子では決定的に違ってきます。

一年間後、数か月後の目標を決めよう

小学校までの目標を決めたら、今度は来年度までの目標、そこにたどり着くまでの今月の目標、と目標を細分化していきましょう。

例えば

今年は九九を暗唱させたい!という目標を立てたとします。

12か月あるから一か月で1つの段を覚えさせてもおつりが来ます。そこで「今月は3の段をやろう」と目標を決めます。
実際にやってみて

  • 自身の関われる時間
  • 子供の理解度
  • 全体の進捗
  • やり方に改善点はあるかどうか

など、毎週・月改善していきます。

はじめは簡単な目標を立てるようにしましょう。一番よくないのは目の前に高い目標を立ててしまったがために、達成・改善すらできずにフェードアウトしていってしまうことです。これが自分のことならいいんですよ。
自分が「やりすぎたな、もうちょい減らすか」と考え直せばいいだけですから。

子供が関わってくるとそうはいきません。

最終目標は高くていいですが、直近は達成可能な目標にしましょう。
焦りや無理が生じて、子供とのかかわりに影響する場合があります。

「うちの子はなんでできないの」

「もっとちゃんとして」

等、子供に思ってしまったり、必死な親を見て最悪、子供のやる気がなくなってしまうケースもあります。

子供に成功体験を積ませてあげられる目標を設定し、お子さんの様子、かかわり方から考えて無理のない範囲で徐々に課題を増やしていきましょう。

最後に

以上が幼児教育の大雑把なやり方、考え方になります。

気付いた方もいるとは思いますが、たいして珍しいことはしていません。

目標・期限を決めて→それを達成するためには、改善点は何か、と考えるのなんて社会人なら当然にやっていますよね。

これが子供に、となるとなぜかできなくなる方が大勢います。自分のこと以上に一生懸命になってしまい、前のめりに視野が狭くなってしまうのでしょうか。

人生をマラソンに例える人が良くいますが、マラソンってゆっくりでもいいから先にスタートしていたほうが得ですよね?

幼児教育はいわば正当なフライングみたいなもんだと僕は思っています。

幼児教育をすれば各界で成功できる、成功者は幼児教育をしている、とは断言できませんが、

一定水準以上の成功を収めたいのならば、幼児からの取り組みは有利に働く

といっても、過言ではないでしょう。

当ブログでは、忙しい親御さん達が、自分たちの趣味を持ちながら効率よく子供に教育を施していけるように、これからも情報発信していこうと思っています。

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